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コラム

白内障手術後の視力回復に関するポイントついて分かりやすく解説!

2025年07月19日

白内障手術をすれば、視力は回復するのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

白内障は水晶体が濁ることにより、目が見えにくくなる病気ですが、手術で改善が期待できます。

そこで今回は、白内障を詳しく解説。

手術後の見え方・視力が回復するまでの流れも紹介します。

眼内レンズの種類や特徴、まれに起こる後発白内障も併せてご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者 佐藤琢紀(サトウ タクノリ)

監修者:佐藤琢紀(サトウ タクノリ)

銀座数寄屋橋クリニック院長

2004年東北大学医学部卒業後、国立国際医療センターで研修医として入職。2019年には国立国際医療研究センター国府台病院救急科診療科長に就任。18年間救急医として約36,000人の診療経験を通じ、現行医療の限界を認識。元氣で楽しい人生を歩むための戦略の重要性を感じる中、ストレスフリー療法と出会い、その効果に感銘を受ける。これを多くの人に広めるべく、2024年4月より銀座数寄屋橋クリニックでストレスフリー療法に特化した診療を行っている。

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そもそも白内障とは一体どのような病気なのか

そもそも白内障とは一体どのような病気なのか

白内障とは、目の中にある水晶体が白く濁る病気です。

水晶体は外から入ってきた光を曲げ、目の奥にある網膜にピントを合わせるはたらきをしています。

水晶体が濁ることで、視界がかすんだり、ものがぼやけたり、二重に見えるようになります。

主な原因は加齢。

特に60代以降に多く見られます。

他にも、アトピー性皮膚炎や糖尿病、目のケガ、薬の副作用、先天的な要因なども原因です。

気付かないうちに進行していることもあるため、早期発見・治療を心がけましょう。

白内障手術後の視力回復にかかる期間

白内障手術後の視力回復には、約1ヵ月かかります。

手術直後から見え方が変わったと感じる方も多いです。

瞳孔が広がっていたり、光のまぶしさや見え方の違和感があることも。

自分の眼と人工の眼内レンズとの焦点の違いに慣れるまで時間がかかることもあります。

見え方の変化は自然なことのため、焦らず過ごすことが大切です。

白内障手術から約1ヵ月後、必要に応じて眼鏡・コンタクトレンズなどを作成します。

白内障手術後の視力回復に関わるもの

白内障手術後の視力回復に関わるもの

白内障で濁った水晶体を取り除いたあと、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。

結果、視界が良好になります。

白内障手術を行う際、手術に用いる眼内レンズについて医師と話し合うことが大切。

眼内レンズの種類によっては、老眼の悩みが軽減されます。

すべての方が手術後すぐに回復するわけではなく、視力が回復しないなどの不安を感じる方もいます。

医師から白内障手術の視力回復に関する説明を受け、疑問を解消しましょう。

白内障手術に用いられる眼内レンズ

白内障手術に用いられる眼内レンズ

白内障手術の視力回復には、使う眼内レンズの種類が関わっています。

ここでは、単焦点レンズ・多焦点レンズの特徴を紹介します。

単焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズは、1つの焦点が合うレンズです。

近くか遠くのどちらか一方にピントを合わせます。

遠くに合わせた場合、近くのものを見る際に眼鏡が必要です。

近くに合わせると、遠くのものを見る際に眼鏡が必要。

焦点が合う部分が鮮明に見える点が、単焦点眼内レンズのメリットに挙げられます。

単焦点眼内レンズの特徴を理解し、医師と相談してください。

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズは、白内障手術後の視力回復に役立つレンズです。

遠くと近く、または中間距離にもピントを合わせられます。

老眼対策としても人気が高く、約8割以上の方が手術後に眼鏡なしで生活できるようになります。

焦点が合った場所の見え方は、単焦点に比べて劣る場合がある点に注意しましょう。

夜間にまぶしく感じるハロー・グレア現象が出ることもあります。

生活習慣に合ったレンズ選びが重要です。

後発白内障とは

後発白内障とは

白内障手術を受けたあと、しばらくしてからまた視界がかすむ・見えづらくなったと感じることがあります。

白内障の再発ではなく、後発白内障と呼ばれる別の症状です。

手術時に残しておいた水晶体の袋に細胞が増殖し、再び濁りが生じることで起こります。

症状は白内障と似ていますが、視力低下が起きる場合がある点に注意しましょう。

レーザーによる簡単な治療で視力を回復できます。

多くの場合、外来で短時間の処置が受けられます。

手術後も特別な行動制限はありません。

目のコンディションをサポートするストレスフリー療法

ストレスフリー療法は、4つのポイントに小さな導子をつけて遠赤外線をあてることで、心地よい刺激が全身に広がる温熱療法です。

眉間や眉の上にも温熱を照射することで、目元のコンディションを整えます。

心と体がリラックスできる時間をサポート。

毎日ケアを大切にしたい方・優しい方法を探している方に対する選択肢のひとつに挙げられます。

まとめ

白内障手術後の視力回復に関するポイントついて分かりやすく解説!のまとめ

白内障は早期発見と適切な治療が大切です。

手術後は焦らず、回復を見守りましょう。

眼内レンズの選び方も、生活スタイルに合わせることが重要。

目元だけではなく全身のコンディションを整えるストレスフリー療法も選択肢に挙げられます。

普段から白内障などの目の病気を対策することをおすすめします。。