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診療実績 緑内障

なぜ緑内障が改善するのか

ストレスフリーMMTSによる変化

緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が起こり、次第に視野が狭くなり、失明に至ることもある難病の1つです。
私たちは目の中に光が入り、目の奥にある網膜上に像が結ばれると、網膜から電気信号が発生し、網膜神経線維を通って脳に伝わり見えたと感じます。
健康な人の目では、約100万本の神経線維が集まっているとされ、目と脳を結ぶ視神経となっているのです。
緑内障になると、この100万本で成り立つ視神経線維が徐々に減り、見える範囲(視野)が狭くなっていきます。それは、減った視神経線維が担当していた部分が見えなくなっていくからといわれています。緑内障の原因は、血流の低下や薬物、あるいは免疫の影響とされますが、本当はまだよくわかっていないのが実状です。緑内障の原因としてよく知られているのが、眼圧の異常です。私たちの目の硬さである眼圧が高い状態が続くと、視神経が障害されるため緑内障となります。
眼圧は10〜20mmHg(ミリメートル水銀柱)が正常とされており、20mmHgを大きく超えてくると障害が起きやすくなるのです。
しかしながら、最近の研究では眼圧が正常でありながら、緑内障になる人の方がはるかに多いことがわかってきています。
私たちは「ストレスフリーMMTS」で、眼圧が正常になる事例をたくさん見てきています。
日本国内では眼圧が正常でありながら、緑内障による視野障害が起きる症例が圧倒的に多いとされますが、その臨床例が今回のテーマとなりました。
視神経は100万本もの神経線維で構成されており、現代医学では、ひとたび減った視神経の線維は再生することはないとされています。しかし、20%もの視野の回復が果たされている今回の臨床例では、視神経の再生が起きている可能性が高いと思われます。
原因不明とされる100万本にも及ぶ視神経線維の減少は、ストレスなどによって低下した血流が視神経線維を直撃し、神経線維の減少につながっている可能性が高いと考えられます。
なぜなら、100万本の神経線維もほかの細胞と同じように、血流によって供給されるグルコースや酸素によって生かされていることにほかなりません。他方、「ストレスフリーMMTS」による「P点」への熱刺激は、現代医学では想像もできない頭部の血流増幅が2倍以上にも及ぶことがわかってきました。
さらに加えて、私たちが開発した「N点」への熱刺激は、加齢による成長ホルモンの減少を食い止めるだけでなく、医学の常識をくつがえして分泌亢進させることが可能になりました。
つまり、脳や顔面、頭皮など、頭部に供給される豊潤な血液と成長ホルモンによって、すべての細胞の活性化とともに、死滅減少した脳細胞や視神経細胞などが再生復活し、難病パーキンソン病や、緑内障を大きく改善に向かわせる可能性が生まれていると考えています。
このように、現代医学では緑内障の改善ができる治療法はないとされ、その進行を止めることもできないとされます。
「ストレスフリーMMTS」による、若返りの秘薬である成長ホルモンとエストロゲンの分泌亢進は、視神経中のミトコンドリアの分裂による若返りを誘導し、まったく新しい若いミトコンドリアに生まれ変わるとみられます。
さらに「P点」への刺激によって生じた頭部への2倍以上の血流増幅は、ミトコンドリアに豊潤な酸素とグルコースを供給することになり、ミトコンドリアにおけるATP産生が高まって視神経が活性化するとみられます。
また現代医学では、死滅した視神経は再生しないとされていますが、視野の回復が起きていることから、成長ホルモンと豊潤な血流によって視神経が再生されている可能性も否定できません。
さらに、最新の研究では慶応大学医学部の創薬ベンチャーによって未成熟の樹状細胞に炎症性サイトカインインターロイキン-1 (TNF-α)などの活性化刺激を与えて成熟させると神経再生に効果があるという報告があります。
繰り返して述べてきましたように、「ストレスフリーMMTS」は全身の細胞の活性化を果たすことがわかってきていることから、研究成果と同じように樹状細胞を活性化させ健全な成熟を果たし、視神経を再生させる可能性があると考えられます。
現代医学の常識がくつがえる可能性を秘めています。
「ストレスフリーMMTS」は、酸化ストレスを低減させ、血液のpHをわずか45分で正常化させるということを成し遂げてきました。緑内障は血液のpHが酸性であったり、酸化ストレスが生じたりすることが、緑内障の原因となったり増悪させると考えられます。
「ストレスフリーMMTS」は、酸化ストレスを低減させ、幾重もの要因で起きた血液のpHをわずか45分で正常化できるという現代医学上信じられない革命的効力を発揮することが判ります。
他方、今般の臨床例では女性ホルモンのエストロゲンE2が【19→21→26Pg/ml】と増えていることがわかりました。エストロゲンE2は、50歳を過ぎると枯渇するというのが現代医学の常識ですが、「ストレスフリーMMTS」では、驚くべきことに減少するどころか増えていることがわかったのです。
エストロゲンには目の保護作用があることが知られています。エストロゲンE2は、網膜神経節細胞の保護作用や眼圧降下作用があることが示唆されているホルモンの1つで、2014年医学誌「JAMA Ophthalmology」に掲載された論文では、閉経後にエストロゲンE2によるホルモン治療が行われた群で、原発開放隅角緑内障の発症が低いことが報告されているのです。
これらの背景から「ストレスフリーMMTS」の緑内障に対する効果として、先述した大幅な血流増幅、成長ホルモンの分泌亢進とともに、緑内障視野欠損域の改善に、エストロゲンE2の増加が関与しているとみられます。
加えて、抗動脈硬化作用を有するエストロゲンE2がLDL/HDL比(動脈硬化指数AI)を【2.8→2.6→2.4】と減少させ、緑内障改善に導くものと考えられます。
また、成長ホルモンの誘導によって、視神経の中のミトコンドリアは揃って若返るための分裂を繰り返し、若返って活性化を果たします。ミトコンドリアの2つの大きな役割であるエネルギーサプライとアポトーシスは、健全に働くことになります。
特にストレス下の低血流や酸化ストレスの発生、血液pHの酸性化は、視神経のミトコンドリアにとっては大きなストレスであり、視神経のアポトーシスを後押しして緑内障を深めていった可能性があります。
このように、「ストレスフリーMMTS」により視神経環境は整い、緑内障の症状の進行は止まり改善が進展すると見られます。
「ストレスフリーMMTS」の臨床試験中の4例いずれも、老眼、白内障、緑内障の著しい改善が起きることが明らかになりました。
血液解析結果で共通しているのは、目の保護作用や眼圧降下作用があり、若返りホルモンとしてのエストロゲンE2が著しく分泌亢進していることのほか、成長ホルモンおよびIGF-1がいずれも分泌亢進しており、その効果だと考えられます。

「ストレスフリーMMTS」による変化

緑内障患者の視野の改善の様子

色が濃くなるほど、視野が欠けている

症例

緑内障症例① 64歳/女性

傘下の整形外科グループ6院のうちの1つには、パーキンソン病ステージ1の患者様がいらっしゃいます。この方は64歳の女性で、ステージ1の片側性のパーキンソン病に罹患し、すでに難病指定を受けていらっしゃいました。ご理解を得て、私たちが開発した「ストレスフリーMMTS」の被験者のお願いをすることになりました。
彼女は、3年前に左手の震えからはじまって、気力減退が顕著になり、お住まいの近隣の医院で、ドパミン生成に関する脳の変性や、脱落を評価する検査によって、パーキンソン病の確定診断となりました。
「ストレスフリーMMTS」は、私たちの身体全体のうち、「左足裏のF点」、東洋医学上著名な治療点である「左足の三里」、さらに私たちが独自に探求して、加齢とともに減少し続ける成長ホルモンの分泌亢進を可能にした「右N点」、そして脳をも含む頭部への血流が2〜4倍にという驚異的な増幅を可能にした左眼瞼上の「P点」、合計4点への間欠的な心地よい熱刺激を照射して行われます。
緑内障・老眼・白内障・近視などの眼疾患から、パーキンソン病や糖尿病、高血圧まで、ほとんどの病気に対して同一手法で介入します。
ただし、消化管を中心とする疾患の場合と前立腺肥大や婦人科疾患などの場合は体表点が異なります。
このパーキンソン病の患者様は、我々が介入する前の時点では手の震えや気力減退などから仕事の継続を断念していらっしゃいました。
その後、私たちの開発した「ストレスフリーMMTS」を週2〜3回受診されると、約1カ月で著しくパーキンソン病の震えや歩行障害が改善されたほか、気力も回復され復職を果たされるほどになりました。また、この患者様は、10年以上前から緑内障も発症されていました。
そして、「ストレスフリーMMTS」受診後、患者様は緑内障の症状の著しい改善を自覚されて、かかりつけ医である眼科医院で緑内障を再診された結果、26mmHg(正常値10〜20mmHg)以上もあった眼圧値が、パーキンソン病のために「ストレスフリーMMTS」を受診してから、18mmHgまで低下し、緑内障の改善という、うれしい診断となりました。
発展著しい現代医学においても、その根治療法がないとされるパーキンソン病がよくなれば、人類のすべての病気は改善できるとした私たちの仮説を肯定する結果だといえると思います。
年代別各種疾病の発生率と、加齢によって減じ続ける年代別成長ホルモンの減少率のグラフから、私たちが断じた人類のすべての病気は、ストレスを主体とした血流低下と、成長ホルモンの分泌低下によって起こるという仮説を裏付ける結果だと考えています。
なお、かかりつけ医院での緑内障治療は、点眼薬のみであり、「ストレスフリーMMTS」以外の介入はなかったことを付記しておきます。

緑内障症例② 69歳/女性

その被験者の方は、大学教授の69歳女性。両目に核白内障、皮質白内障および緑内障、さらに糖尿病、高脂血症に罹患されています。
ほかの被験者の好転を目の当たりにされて、自身の被験者登録に強い意欲を示されて今回の被験者になっていただきました。
「ストレスフリーMMTS」、つまり「左足裏F点」・「左足の三里」・「右N点」・左眼瞼上の「P点」への介入は極めて心地よい刺激とされ、当初から睡眠の改善や便通の正常化など、日常生活の質の好転が示されています。
現在2診の結果は、両目のMD値(同じ年齢の健常者と比較し、視野の欠け具合を数値化したもの)が左右ともに低下し、視野の改善が示されたほか、血液解析でも成長ホルモン、IGF-1、特にエストロゲンE2は12から23と増加するだけでなく、動脈硬化指数(AI)をはじめ、中性脂肪やHbA1cが顕著に低下し若返りが果たされています。
特に、閉経後は枯渇するとされるエストロゲンE2の増加は注目に値するといえます。
なお、現在は周囲の人々に肌が見違えるようにきれいになったと褒められ、体調も格段に良くなり、目もよく見えるようになったと感謝されています。

緑内障症例③ 63歳/男性

この治験に参加いただいたのは、管理部門の要職にあり、長年理学療法学科の教育に携わられてきた方です。眼圧正常域での緑内障と老眼に罹患されています。
長年緑内障に罹患され、医療人として、治ることはなく失明の危機についても充分 理解されており、「ストレスフリーMMTS」に充分な理解と症状の改善への期待を込められ、率先しての臨床試験参加となりました。
「ストレスフリーMMTS」は、今まで私たちが探究した3つのカテゴリーを結集して実施されます。
それは、私たちの未知の体表点3カ所と、古来より知られた左足の三里に金とアルミからなる直径1.5ミリメートルの小さな導子を装着して、やけどしない48℃未満の温熱を間欠的に照射して行われます。
その結果は著明で、1回目の「ストレスフリーMMTS」によって、今までになく視界がクリアになったと驚かれました。
さらに1週間もすると老眼が改善され、2週間目には老眼鏡が不要となられたのです。
つまり、現代医学では信じられない遠近調節機能が回復されたということです。2週間後に行われた眼科での視野検査では、欠損域が小さくなり改善がみられています。
そして、4週間後の3診目においては、視野検査にてさらに欠損域が改善されたほか、先述しましたように、目の保護作用があるとされる女性ホルモンのエストロゲンE2や、成長ホルモン、また、IGF-1が分泌亢進したことにより、中性脂肪などが顕著に低下し、動脈硬化指数も改善されていることがわかります。

クリニックにおけるストレスフリーMMTS療法での診療実績

冷え症・不眠症・しみ・たるみ・しわ・老眼白内障緑内障眼瞼下垂高血圧・高脂血症・糖尿病パーキンソン病・認知症・小脳変性・関節リウマチ・各種ガン疾患・強皮症・静脈瘤・パニック障害・躁うつ病・花粉症・前立腺肥大症前立腺がん・婦人科疾患・不整脈・アルコール性肝炎