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血流量の増加

2)血流増幅がなぜ起きる

人体から科学的にストレスを取る

それは、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)や血管作動性腸管ペプチド(VIP)が増加することにより、血管の管抵抗性や弾力性が改善されるためと考えられます。
VEGFは毛細血管を新たに作ったり、血管の内皮を改善して若返らせたりする効果があるといわれている物質であり、VIPは血管を広げる作用があることは広く知られており、心筋梗塞や心不全が起きたとき、冠状動脈などに働きかけ、改善されることが最近の研究で明らかになってきています。
これらが多く生成され、活性化されることで、血管が拡張し、大幅な血流改善が可能になっていたのです。それだけではありません。
VIPは、腸管の蠕動運動を起こすセロトニンの分泌を誘導することがわかっており、「ストレスフリーMMTS」によるVIPの増加で腸管の蠕動運動が亢進し、水や栄養の吸収が高まって、大幅な血流増幅を助長していると思われます。
また、このような血流増加によって赤血球が正常な形になることもわかってきました。赤血球は血液中で栄養や酸素を運ぶ役割を持っています。しかし、赤血球がいびつな形をしていたり、凝集していたりすると、その機能が低下してしまいます(詳しくは後述しますが、この状態を「ルロー(=連鎖赤血球)」と呼びます)。
そのため、質の悪い血液というのは、顕微鏡で見ればすぐにわかるというわけです。
血流の悪い人、高血圧の人の赤血球は総じてルロー状態で、これは酸素や栄養をしっかり運べなくなってしまっているということを意味しています。 赤血球が正常な形を回復することで、本来の機能を最大限に果たせるようになり、血流増加と相まって身体のすみずみまで、きちんと酸素や栄養が届けられるようになるのです。
ところが血流が低下して血液がドロドロになっていると、白血球などの免疫細胞がうまく動けず本来の機能を果たせなくなるばかりか、その環境の悪さが影響し、リンパ球に異常なスイッチが入り、自分自身を攻撃してしまう(自己免疫疾患といいます)可能性が高まります。
血流がよくなるということは、血液がサラサラとなり、血管の状態がともによくなることでもあるのです。では、これほど即効性があるのはなぜなのでしょうか。その鍵は、末梢の血管の直径と赤血球の大きさにあります。
私たちの末梢血管の直径は約7.7ミクロン(ミクロン=1000分の1ミリメートル)であり、赤血球もほぼ同じ直径なのです。
赤血球は縁が厚く中央は凹んだ円盤状となっていますが、これは酸素の分子などをたくさん運ぶために表面積を増やす目的のほか、力学的な強度を保持しながらどんな狭い空間でも、折れたりねじれたりして変形しやすいような構造になっているのです。
ストレスがかかると人体は戦いや逃げるために血管を収縮させ、血圧を上げて行動の準備をします。すると、血管の直径と同じサイズの赤血球は通りにくくなるため、血圧が上昇するというわけです。
「ストレスフリーMMTS」では、介入後わずか1分で末梢の血流が2~4倍増幅しますが、これは血管を広げる作用のある血管作動性腸管ペプチド(VIP)や血管内皮細胞増殖因子(VEGF)が顕著に分泌亢進することによるものと考えられます。
さらにエストロゲンも分泌亢進し、血管の弾性や血管を広げる効果を及ぼす一酸化窒素(NO)の産生を高めるため、赤血球はスムーズに通過できるようになり大幅な血流増幅を成し遂げているのです。

ストレスフリーMMTS療法を行うことにより9つの効果が表れます。
  1. 人体から科学的にストレスを取る(ストレスホルモンであるコルチゾールの低減)
  2. 血流量の増加
  3. 成長ホルモンの分泌亢進
  4. 細胞の中のミトコンドリアの活性とそれに伴う細胞の活性化
  5. 女性ホルモン エストロゲンの分泌亢進
  6. 体温の正常化(低体温の解消)
  7. 病気の根源とされる酸化ストレスの低減
  8. 血中二酸化炭素の低減と血液PHの正常化
  9. インターロイキン10が強烈に発現する(サイトカインストームを抑制する)

クリニックにおけるストレスフリーMMTS療法での診療実績

冷え症・不眠症・しみ・たるみ・しわ・老眼白内障緑内障眼瞼下垂高血圧・高脂血症・糖尿病パーキンソン病・認知症・小脳変性・関節リウマチ・各種ガン疾患・強皮症・静脈瘤・パニック障害・躁うつ病・花粉症・前立腺肥大症前立腺がん・婦人科疾患・不整脈・アルコール性肝炎