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体温の正常化(低体温の解消)

頑固な冷え性も治る

1)体温を上げる

体温をあげる

全世界的に平熱が36℃未満という「低体温」の人が増えています。それでは、理想の体温は何度でしょうか。
実は、アメリカの医師B.O.バーンズ博士の「低体温は危険なシグナルである」という示唆から私たちが「ストレスフリー療法」を開発できたように、私たちの体温は36.50℃~36.80℃が理想で、この体温のとき、私たちは健康な身体を手に入れることができるのです。
では、なぜ低体温が増えているのでしょう。
それはズバリ「ストレス」です。
ストレスが長期間続くと血液の流れが悪くなり、血流障害から低体温になるのは必然と思われます。もっと言えば、体温が正常なら免疫システムもホルモンの分泌も正常で、発熱といわれるくらい体温が高い状態は、体内に起きた異常を正常化するために免疫システムが機能しているからであり、逆に低体温は免疫システムの機能が低下しているとともに、ホルモンの分泌も異常をきたしている状態であると言えます。
それでは、なぜ低体温だと病気が増えるのでしょう?
体温は免疫力に大きな影響を及ぼします。体温が1度下がると免疫力は30%も低くなるといわれています。
免疫力が低下すると、細菌やウイルスから自分自身を守れなくなるだけでなく、免疫の誤作動により、自分自身の免疫細胞が自分の身体組織を攻撃して、自己免疫疾患を引き起すのです。
低体温は体内を酸化させて老化を早めるだけでなく、体内の細胞は新陳代謝が悪くなる一方、がん細胞は35℃台の低体温のときに、活発に増殖するといわれているので注意が必要です。
このように、低体温になると病気に対する抵抗力が下がるだけでなく、諸々の病気を発症させ、さらに悪化を招くことになるといえます。
では、その処方箋は何でしょう?
健康で丈夫な身体を手に入れる最もシンプルで絶対的な手段は、血流をあげ体温を上げることなのです。
先ほど体温が1℃下がると免疫力は30%低下すると申しあげましたが、逆に体温が1℃上がると免疫力はどのくらい上昇するのでしょうか。実は驚くべきことに、5~6倍に上がると言われています。
つまり、血流を上げて体温をわずか1℃上げられたら、免疫力は5~6倍も高くなるのです。私たちが風邪をひいたときに体温が上がり発熱するのも、実は体温を上げて免疫力を高める自己防衛反応なのです。
このように、血流を上げて体温を上げることが、いかに大事かわかっていただけると思います。
それでは、なぜ体温があがると免疫力は飛躍的に高まるのでしょうか。
私たちの免疫システムは血流(体温)と密接に関係しています。
繰り返します。体温が1℃下がると免疫力は3割低下、体温が1℃上がると免疫力は5~6割と飛躍的に上とされます。計算が合わないと思われる方が大半だと思います。それは、私たちの体内の酵素が36.5℃以上になると活性化することに由来します。
私たちの体内では、様々な化学反応が絶えず行われています。例えば、食べものやアルコールなどを消化する「分解」も、栄養を体内に取り込む「吸収」も、老廃物を体外に出す「排出」も、さらに、細胞がエネルギーを作り出すのも、すべからく酵素という触媒による化学反応なのです。
人間の生命活動や生命維持に必要な酵素は細胞内で作られますが、その酵素の生成にも別の酵素が働きますから、酵素は私たち人間の生命維持に必要不可欠なものとなっているのです。いかに、私たちが生きていく為には、36.5℃以上の体温が必須であることがわかります。
現代社会は、世界の潮流として体温低下が進んでいるとされ、その底流にあるのはストレスフルな社会にあります。
そのような逆風の社会の中で皆様が血流を上げ、体温を1℃上げるのは容易なことではありません。しかしながら、私たちが開発した「ストレスフリーMMTS」では、介入開始からわずか1分で血流が2~4倍増幅し、殆どの患者様の体温が上昇につながっているのは特筆すべきことだと思います。特に、50代以降の人々のストレスフリー効果が顕著で、体温が上がりやすいのが特徴なのです。
整形外科を中心とするクリニックでは、2020年度は年間延べ人数 約30万人の患者様を、リハビリを中心として診療しています。
2020年初期からコロナ禍の中、免疫力向上とコロナウイルス感染防止を目的として、全職員に「ストレスフリーMMTS」の実施をお願いしてきました。
週2回以上の実施率は、ほぼ100%に近くなっていますが、2020年度は約200名の職員にコロナウイルス罹患者数0を達成しています。また、全職員に体温測定を毎日実施しておりますが、36℃未満の低体温の職員が皆無であることは特筆すべきだと思っています。

2)体温を上げて老化や病気を予防する

体温は全世界的に下がり続けているとされます。
1番の原因はストレスフルな社会、2番目にパソコンやオートメーション化など運動量の減少があると考えられます。
60年ほど前に、東京大学医学部の田坂定孝教授が健常な日本人3000人の体温(腋窩温)を測定しているのですが、当時の日本人の平均体温は36.8℃でした。しかしながら現代は体温が下がり続けており、36.0℃未満の人が増加し、体温はおよそ1℃くらい下がっていると見られます。
日本人のがんの死亡数は50年前は13万人でした。現代は約38万人と、2.9倍にも増えています。これには寿命が大幅に伸びたことでがんでの死亡が増えたという背景もありますが、ストレスによる血流低下が引き起こす体温低下が大きな要因となっていることは否めません。
繰返しになりますがストレスが長期間続くと血液の流れが悪くなり、血流低下から低体温になるのは必然と言えます。さらに続けると、体温が正常なら免疫システムもホルモンの分泌も正常です。
発熱は、体内に起きた異常を正常化するために免疫システムが機能している状態であり、逆に低体温は免疫システムの機能が低下しているとともに、ホルモンの分泌に異常をきたしている状態であると言えます。

3)なぜ体温が上がるのか

「ストレスフリーMMTS」は、人体から科学的にストレスホルモンである血中のコルチゾールを100%の確率で低減させ、現代医学では信じられないような2~4倍の血流の増幅を可能にします。
なぜそのようなことが起きるのかということは、極めて興味あるメカニズムです。
「ストレスフリーMMTS」による効果はそれにとどまりません。序文の「ストレスフリーMMTS若返りサイクル」9条項を実現するだけでなく、甲状腺ホルモンの分泌も亢進し、心臓における拍出力を高めるのです。
さらに「ストレスフリーMMTS」は、加齢によって低下した成長ホルモンの分泌を賦活亢進させます。
成長ホルモンは肝臓に働きかけて生成されたIGF-1と協調し、全身の個々の細胞と細胞内のミトコンドリアに作用します。すると、老化したり活性の落ちたりした細胞とミトコンドリアに分裂を誘導し、まったく新しいミトコンドリアに生まれ変わらせると考えられています。
つまり、全身の細胞とミトコンドリアが常に若返りできるよう、「ストレスフリーMMTS」によって体制が完了したのです。「ストレスフリーMMTS」により供された豊潤な血流によって、細胞内に酸素とグルコースが取り込まれ、若返り活性化したミトコンドリアによって細胞のエネルギー源であるATP産生が高まり、全身が活性化するのは必然といえます。
このように、全身の細胞を若返らせた細胞とミトコンドリアの活性化の総和が体温上昇となって、体温が正常化されると考えられます。

ストレスフリーMMTS療法を行うことにより9つの効果が表れます。
  1. 人体から科学的にストレスを取る(ストレスホルモンであるコルチゾールの低減)
  2. 血流量の増加
  3. 成長ホルモンの分泌亢進
  4. 細胞の中のミトコンドリアの活性とそれに伴う細胞の活性化
  5. 女性ホルモン エストロゲンの分泌亢進
  6. 体温の正常化(低体温の解消)
  7. 病気の根源とされる酸化ストレスの低減
  8. 血中二酸化炭素の低減と血液PHの正常化
  9. インターロイキン10が強烈に発現する(サイトカインストームを抑制する)

クリニックにおけるストレスフリーMMTS療法での診療実績

冷え症・不眠症・しみ・たるみ・しわ・老眼白内障緑内障眼瞼下垂高血圧・高脂血症・糖尿病パーキンソン病・認知症・小脳変性・関節リウマチ・各種ガン疾患・強皮症・静脈瘤・パニック障害・躁うつ病・花粉症・前立腺肥大症前立腺がん・婦人科疾患・不整脈・アルコール性肝炎